2014年3月20日木曜日

オスロからベルゲンへ

朝、8:05の電車に乗り、ベルゲンへ。

針葉樹林の美しい景色が続いている。

結局、オスロの滞在は約9時間ほどであった。
そのうちほとんどは空港内にいたため、
実質オスロの街をみたのは40分程。

でも、ベルゲンへの電車の景色が綺麗だと聞いていたから、明るいうちにベルゲンに行くことにした。


電車に乗ってしばらくすると、雪山の中を電車は走っていた。
スキー場のようだ。
他の乗客もスキー板を持ってる人がいる。


長い電車タイム。
Free Wifiが使えるし、各イスにコンセントがあって快適。
調査の時間にした。
イノベーションや国家戦略をという点で北欧のやり方が注目されている。
そこで出てくるのはノルウェーを除く4カ国であることが多い。

北欧デザインといったときもノルウェーはあまり出てこない。
なにかノルウェーとデザインの交点が見つかるだろうか。




午後3時、ベルゲンに到着。

カウチサーフィンのホストに連絡を取ると、いつでも家にいるとのこと。
少し街を歩いてみよう。

街の広場には多くの人が集まっていた。
どうやらデモのようだ。

しばらく歩くと魚市場を発見!
魚が良いと聴いていたのでテンションが上がる。
最初に目につくのはサーモン!やはりお前か!
バケモンのようなアンコウ
お店の人に日本人だというと、「キョウノオテンキハイカガデスカ」と言ってきた。
日本人の客に教えてもらうらしい。ここでもか。

ノルウェー海流はどうやらメキシコ湾流と繋がっているらしい。そのおかげで港が凍らないんだとか。
ノルウェー海では豊富な種類の魚が取れるらしい。

ホストの家で魚料理をしようということになり、魚を選ぶ。が、サーモンとアンコウ以外よくわからない。
サーモン丼と塩焼きを作ろうということでサーモン1切れ(50KR)とよくわからない魚1尾を買った。
会わせて100クローネほど。安くはないな。

トラムで20分ほどいって、ホストの家の街に到着。
そのまま近くのスーパーで夕飯の食材の買い物。
醤油とお米をゲット。

ホストはチェコ人で自称オタクのペトロ。
ベルゲンに半年間だけ交換留学しているそうだ。
アニメを先生に日本語を独学していて、すこししゃべれる。
チェコでは日本人観光客のガイドをしている。
ジャンパーの下にメタル系シャツがチラッと見えたので、もしやと思ったら、部屋にジューダス・プリーストの旗が掲げてあった。

ペトロの部屋は木を優雅につかった、落ち着いた部屋だった。
こういう木の使い方がすごくナチュラル。
ノルウェーの旗とチェコの旗、それにジューダスプリーストの旗が壁にかかっている。
窓からは針葉樹林の森が見える。


ペトロはとはいろんな話をした。
メタル、アニメ、チェコの共産主義時代、日本に来たときのこと。

お気に入りのアニメは、攻殻機動隊、エヴァンゲリオン、ヘルシング。
「AKBや初音ミクはコミュニズムポップの何百メートルも上だ!」っていっていた。

チェコにベトナム料理屋が多いことが疑問だったが、それはベトナム戦争のあとに共産主義者が流れてきたんだって。


頭がおかしくなりそうなコミュニズムポップを"Crazy"と言って見せてくれた。
本当におかしい感じだったので「やばい」という日本語を教えてあげた。

チェコ人はロシアやドイツから攻められた影響から、他人に対しておそれを持っているらしい。
チェコ人のそういう部分がペトロは好きじゃないんだとか。
若い世代の人はそうではないので良くなっているよう。

チェスキー・クロムロフから30分のところに住んでいて、
その周辺にある美しい場所の写真を見せてくれた。
ローカルなところで観光客は誰もいないんだって。

明日はベルゲンを見て夜にコペンハーゲンへ。

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